教養講座

写真の力を引き出すダミーブックの世界
7/6(水)夜 オンライン

ダミーブックとはアーティストによるハンドメイドの本のこと。
ニューヨーク在住の写真家、ヴィクター・シラさんはこの分野をリードしてきました。金村修さん、小松浩子さんもまた近年、ダミーブック制作に力を入れ、昨年、ニューヨークでヴィクター・シラさんの企画により展覧会を開きました。
いま、写真家が手作りで本をつくるのはなぜか。写真と本の関係はどのようなものなのか。
IG Photo Gallery(東銀座)で開催予定の個展に合わせて来日されるヴィクター・シラさんを囲んで、写真と本の新しい関係について実践を重ねてきた3人にお話しをしていただきます。

本講座はオンライン会議形式(zoomを予定)で開催します。

講師ヴィクター・シラ

ヴィクター・シラ Victor Sira
ベネズエラ出身、ニューヨークを拠点に活動する写真家。
グッゲンハイム財団フェローシップやニューヨーク芸術財団フェローシップなど、数多くのフェローシップを受賞している。国際写真センター(ICP、ニューヨーク)の展覧会「Photography Book Dummies」(2008)のキュレーションを担当。
彼の作品は、「Rencontres d'Arles 2005」や「De l'Europe in Luxemburg 2007」などの個展やグループ展で紹介されている。
国際写真センターの大学院にあたるICP-Bard MFA Advanced Photographic Studies Programの教授として、「The Book」の講義を立ち上げる。Bookdummypress(bdp)の共同設立者であり、dieFirma Print Room (PR)の共同設立者でもある。
現在、IG Photo Galleryで個展「Pictures of Nothing: Bookworks and Photographs」を開催中(~7月30日)

講師金村修

金村修(かねむら・おさむ)
1964年東京都生まれ。写真家。
1989年、東京綜合写真専門学校在学中の1992年、オランダの写真展「ロッテルダム・フォト・ビエンナーレ」に作品が選出される。
1993年、東京綜合写真専門学校卒業。同年、最初の個展を開催。
1995年、写真集『Crash landing』刊行。
1996年、ニューヨーク近代美術館「New Photography12」に、「世界に注目される6人の写真家」の中のひとりとして選ばれる。
1997年、東川町国際写真フェスティバル新人作家賞受賞。
2000年、土門拳賞受賞。
2014年伊奈信男賞受賞。
主な写真集に『Happiness is a Red before 』(2000)、『SPIDER'S STRATEGY』(2001)、『I CAN TELL』(2001)、『In-between 12 金村修 ドイツ、フィンランド』(2005)、『ECTOPLASM PROFILING』(2014)、『CONCRETE OCTOPUS』(2017)『Lead-palsy Terminal』(2021)ほか。著書に『漸進快楽写真家』(2009)、『挑発する写真史』(タカザワケンジとの共著、2017)、映像論集『Beta Exercise: The Theory and Practice of Osamu Kanemura』(2019)ほかがある。

講師小松浩子

小松浩子(こまつ・ひろこ)
1969年神奈川県生まれ。
2009年の初個展以降、国内外で個展、グループ展多数。
2010~2011年、自主ギャラリー・ブロイラースペースを主催、毎月個展を開催。
2015年、ドイツのフォトフェスティバル「The 6th Fotofestival」で発表された作品が、イタリアのMAST財団に収蔵される。
2017年、「人格的自律処理」(ギャラリーαM)と、イタリアのMAST財団の「THE POWER OF IMAGES」の展示作品「The Wall from 生体衛生保全」により第43回木村伊兵衛写真賞を受賞。
2019年に「DECODE/出来事と記録-ポスト工業化社会の美術」(埼玉県立近代美術館)に出品。
2021年、ニューヨークのdieFirmaで個展「Sincerity Department Loyal Division」、2022年、デイヴィス美術館(ウェルズリー大学内)で個展「Creative Destruction」を開催。

通訳川崎詩織
(写真家、Bookdummypress[bdp]、dieFirma Print Room[PR]共同設立者)
企画・モデレータータカザワケンジ
(写真評論家、IG Photo Galleryディレクター)リコーフォトアカデミー講師。

講座企画者からのメッセージ

この20年で写真は大きく変わって来ました。
カメラがフィルムからデジタルへとシフトし、写真を見る環境もプリントから液晶画面へと変わりました。そして、撮ったその場で手軽に写真をシェアできるようになりました。
簡単で便利になった一方で、シェアされた写真は私たちの網膜を通り過ぎ、その多くはネットのどこかに消えていきます。
しかし、本のかたちにしたとき、写真はゆるやかにつながり、1つの世界をつくり出します。その多くは手で持てる大きさで、持ち運びも簡単。家でも場所をとらず、何度も参照できます。
複製技術として発達した写真は、早くから本のかたちで発表されてきました。ダミーブックはその歴史を受け継ぎつつ、大量生産を前提とした本の窮屈な制約から抜け出し、アイディアに富んだオリジナリティのある「作品」に発展しています。
この講座では、3人に作家がどのように写真を使い、本をつくり、そこにどんな考えを込めているのかを聞きたいと思います。
写真はいまや撮るだけではなく、どのように見せるかが重要になっています。この講座はこれからの写真のあり方を問う講座になることでしょう。(タカザワケンジ)

この講座で学べる事

・ダミーブックとは何か?
・写真をダミーブックに使う理由
・ダミーブックをどのようにつくるか
・ヴィクター・シラ氏の作品と活動
・ニューヨークで開かれた金村修氏、小松浩子氏の展示とその反響

対象とする方のレベル

どなたでもご参加いただけます。

開催概要

会場 本講座はオンライン会議形式(zoomを予定)で開催します。
日程 7/6(水)
19:30~21:00
定員/最少催行人員 無し / 最少催行人員 無し
受講料 ファミリークラブ会員:1,100円/一般:2,200円(税込)

メーカー公式写真クラブ「ペンタックスリコーファミリークラブ」に入会すると受講料が会員価格になります。まだご入会でない方はこの機会にご入会ください。詳しくはこちら

カメラ・その他持ち物 特にありません。
お申し込み 「お申し込み」ボタンをクリックしてお申し込みください。

  • ・お申し込みは開催日の2日前までとなります。
  • ・ お申込みにはリコーイメージングフォトIDへの登録(無料)が必要になります。
  • ・リコーフォトアカデミー事務局のメールアドレス zjc_ricohphotoacademy@jp.ricoh.comより受講案内メールが届きます。受信が出来る用に設定をお願いいたします。
  • ・なお、お申込み後に弊社リコーイメージングストアより以下の件名で3通のメールが届きます。
    「ご注文を承りました」(申込直後に送信されます)
    「ご注文を確定しました」(送信までに時間差があります)
    「本日出荷されました」(送信までに時間差があります)

    これらのメールはストアのシステムより自動で送信されるもので、講座のご案内ではありません。受講案内は上記に記載のメールアドレスより、以下の件名で届きますのでご確認の上、受講日まで保管いただけますようお願いいたします。 【リコーフォトアカデミー】「講座名称 日付・・・」
    お申込みから1日以上経過しても上記の受講案内メールが届かない場合にはお問い合わせください。

  • ・オンライン講座の開催直前にお送りする最終案内には諸注意を記載したPDFファイルを添付しています。携帯電話のキャリアメール等では設定によって受信できない可能がありますのでご注意ください。
問合せ先 リコーフォトアカデミー事務局
メール:zjc_ricohphotoacademy@jp.ricoh.com
1名で対応しております。回答には1営業日(基本平日)程度かかる可能性があります。ご了承ください。
規約

・キャンセルについて
受講をキャンセルされる場合には必ず事前にご連絡をお願いいたします。

・受講料について
お支払いいただいた受講料は、開催日の前日15:00(前日が休業日の場合にはその直前の営業日)までにご連絡をいただい場合、及び弊社都合により開催を中止した場合以外はご返金致しかねます。

・最少催行人員について
各講座には最少催行人員を設定しております。最少催行人員未達によりやむを得ず開講を中止する場合には開講日に1週間前までを目安にご連絡をいたします。

・複数回講座の欠席について
複数回で完結する講座について、一部日程の欠席に対する欠席分のご返金や代替授業の対応はございません。

フォトアカデミーTOPへ

ページトップへ